超痛がりでも平気だった親知らず抜歯

突然ですが、私は人一倍痛みに弱いです。
とんでもなく痛がりなので、極力痛いことは避ける。これが人生のテーマです。
ちなみに痛がりというと精神的に弱いやつみなたいで癪なので、痛みへの感受性が豊かと訂正しておきます。

家具の隅に足をぶつけては、涙目でしばらくうずくまり
健康診断では、採血が待っていると思うと血圧や心拍数が上がってしまったり

挙句の果てには「辛いの苦手でも食べれるんですよ」と店員さんに言われたレベル1の辛い料理でさえ舌が痛くなって食べられませんでした。。。

2年前、右下の抜歯をしたときの苦しみ

そんな私の記憶にある”痛かった出来事トップ5”に入っているのが、右下の親知らず抜歯です。

歯医者の定期健診に行ったところ右下の親知らずの虫歯が発覚。
抜歯を薦められ、私の親知らずは横向きに生えているため大学病院を紹介されました。
大学病院は平日の日中にしか対応してもらえないとのことで、初診と抜歯手術で仕事を2回休んで病院へ行き、抜歯手術を受けました。

この時ばかりは、生えてくる歯の余白も考えていない私の小さい顎を恨みました。
さすが紹介してもらっただけあってスムーズに親知らずを抜いてもらい、麻酔をしてもらったので手術中は痛みは我慢できるレベルでした。

本当の恐怖は麻酔が切れた後、、、
鈍いズキズキした痛みが襲ってきました。
これが痛み止めを飲んでもなお痛いんですよ。
普段体験し得ない痛みのせいで熱も出ました。
そして親知らずが抜けて空いた穴から血が湧き出て口中が血の味でした。いつ血は止まるんだろうか。。。と不安になったのを覚えています。
ほっぺたも右側だけ「食べる牧場アイス」のあの牛ちゃんのごとく腫れて、家族と友達の笑顔に貢献することができました。

しかし、親知らずはまだ左側にも残っているのだった――――

左下の親知らずも虫歯になった

親知らずの存在も忘れて2年間過ごしてましたが、左下の歯に嫌~な痛みがやってきました。
鏡で口の中を覗いてみたら、横向きに生えている親知らずに目で見て分かるレベルの黒い穴が開いてるではないですか。。。終わった( ;∀;)

もう抜歯確定です。
母は「大人になって親知らず残っている人の方が少ないんだから無くて大丈夫!抜き抜き!」とちょっと方向の違う激励をくれました。
私はもう親知らずを抜歯する運命を受け入れ、ある程度の時間と費用をかけたとしても痛みが軽減できる方法を模索することにしました。

運命の歯科医院さんとの出会い

話題のchatGPTを使って聞いてみることにしました。

まるで有能なコンシェルジュさんみたい。

もっと具体的に希望を言っていかないといけないかもしれない。。。と思った私

この時、私chatGPT初心者だったもので、名前に準じてchat形式で質問していました。
1回の依頼で指示を細かく出すと、より自分が求める回答をしてくれることを最近学びました。
これからAI活用の機会がどんどん増えていくんだろうな~とワクワクしますね。

chatGPTに教えてもらったゴッドハンドがいる歯医者さんが『フリージア歯科クリニック オリックス本町ビル院』さんです。

我が救世主・・・!
口コミも拝見したところ、医院長の抜歯がお上手で好評みたいです。
藁にもすがる想いで予約を取り、まずは初診で私の親知らずを見てもらいに行きました。

ありがたいことにこちらの歯医者さん、18時台に予約できるんです。
仕事を休まず、歯医者さんへ通えるのは社会人にとって大変ありがたい。

今までの歯医者では、総合病院へと断られ続けてきた私のちょっとややこしい生え方の親知らず
院長は『まっすぐ生えている人はうちには来ないからこんなの珍しくないよ』と、さすがゴッドハンドそれでもなお心配性すぎる私は、何か安心材料が欲しかったんです。

平均したら1日に10本くらい親知らず抜歯しているよ

安心の実績を告げられ、私は黙ってここでお世話になることにしました。

抜歯

平日の夜の予約が人気でかなり埋まっていたため、1ヶ月後くらいに抜歯をすることになりました。
あまりにも私が怖がっていたためか、笑気ガスの利用をおすすめされました。
しかし私は笑気ガスでさえもちょっと怖かったので、笑気ガスはしないことに。

珍しいのは、最初に痛み止めを2粒飲むんです。
それのおかげか先生の腕のおかげか、第一関門の痛みである麻酔の注射が全然痛くない!
痛みへの感受性が豊かな私には感動的な手術の開始でした。

手術中も抑えられているな~、と感じる瞬間はあったのですが痛くない。
先生も手慣れた手つきでサクサク作業してくださるので、こちらも安心できました。
歯の根が深かったようで、「根が図太くて思ったより時間かかっちゃったな~」と先生は言っていましたが、30分くらいで抜歯手術完了。早っ~!

歯茎は切ったそうですが、縫ってはないとのことでした。なのに不思議と血が全然出てない。

抜歯後に電車に乗ってお家に帰れる気がしなくて、車で迎えに来てもらったのですが、
想像以上にあっけなく抜歯ができたもので、普通に電車でも帰れたなーというくらいには元気でした。

帰り道にバナナジュースを飲みました。美味しかったです。

抜歯後

麻酔が切れる頃合いになると、さすがにツキツキとした痛みが出てきましたが、痛み止め飲みながらでした全然耐えられる痛みでした。虫歯の方が痛かった。
さすがにほっぺは腫れるだろうと思っていたのですが、結局腫れることもなし。
抜歯後2日は、嚙まなくてもいいヨーグルトとおかゆを食べていました。
1週間は柔らかい食べ物生活を覚悟していましたが、なんと3日後には普通にご飯食べてました。笑

抜歯ついでにダイエットもできたらええなぁ~という淡い欲張りは実現せず。

ダイエットはさておき、親知らず抜歯でここまで痛みや体の負担が少なくできることに感動!!!
この病院にもっと早くに出会えていたら・・・!最後の親知らずでこの病院を知ったのが悔やまれる。

友達にも教えて回りたいレベルなんですけど、抜歯済みだったり、生えてない人が多くておすすめできず…
関西圏の方で親知らずを抜歯をする痛いの苦手な方にこちらの病院を全力でおすすめしたいです。
痛みに震える人が少しでも減りますように。

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